シニアのスマホライフ:安全利用の手引き

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シニアがスマホを安全に利用するための対策をご説明します。

3つの原則があります。 1つ目.画面ロックで、自分しか使えないようにすること。 2つ目.パスワードなどのメモを持ち歩かないこと。 3つ目.「べし」と「べからず」があります。

まず画面ロックについてご説明します。

スマホには、持ち主のIDやパスワード、近親者や知人・友人の個人情報が、入っています。

どこかに置き忘れたり、落としたりして、それらの情報がほかの人に覗かれたら、大変、危険です。

紛失した場合、使える状態だと、拾った人が使えるなと窃盗の出来心を起こす可能性が高まります。 しかし、使えない状態であれば、警察に届け出てもらえる可能性が高まります。

また、中を覗かれて、無断でキャッシュレス機能や高額なサービスを利用されて、自分の銀行口座に請求をされる可能性があります。

また、持ち主、近親者、友人・知人の個人情報が、犯罪に利用されます。 例えば、本人になりすまして、知人にお金を振り込ませるなど、犯罪に利用されてしまう可能性があります。

このように、スマホを他人に覗かれることは、大変危険なのです。

そこで、対策として、スマホにカギをつけましょう。 それは画面ロックです。持ち主しかスマホを使えないようにします。

画面ロックには幾通りかのやり方があります。 パスコードあるいはPINコードは、持ち主だけが知る数字4桁あるいは6桁を利用します。 それを入力しないと、スマホの画面を開けないようにします。

パターンというのは、複数の点を結んだ線パターンを入力しないと、スマホの画面を開けないようにします。

指紋認証は、持ち主の指紋を指紋センサーに読み取らせないと、画面を開けないようにします。

顔認証は、持ち主の顔の特徴をスマホに覚えさせて、その持ち主しか画面を開けないようにします。

このように、コード、パターン、指紋や顔を使った生体認証があります。 生体認証は、一度設定すると、入力の手間がなく、一瞬で開けるので、便利です。

設定のやり方は、機種によりいろいろで、バージョンによっても異なり、複数のステップが必要です。 息子さん・娘さんや、サポートスタッフにやってもらってください。

二つ目の安全確保の原則は、プライベートな情報を書いたメモを持ち歩かないことです。

パスワードやプライベートなメモを、覚えられないからと言って、スマホに張り付けたり、ケースに挟み込んだりして持ち歩いていないでしょうか? 落とした場合に、危険です。

まず、手持ちの個人的なメモに、何のメモなのかわかるように見出しを書き込んでください。 後で、見たときに、何のことか、すぐにわかるようにするためです。

次に、スマホで写真に撮ります。 撮った写真は、スマホの写真ギャラリーとかアルバムとかに保管されます。 元のメモは、もう持ち歩かないでください。 スマホがあれば、いつでもメモを見られます。

そのメモ写真を、画面ロックしたスマホに入れておきます。 それで、持ち主しか見られないメモとなります。

3つ目の原則の、べしとべからずについてご説明します。

今のスマホは、やたら通知が多いという問題があります。 それらの中で、アップデートはやってください。 そのほかの通知で、不審に思ったものは無視してください。

まずアップデートに関してです。 アップデートとは、日付を上げること、つまりスマホを最新の状態にすることです。 アップデートは、修正内容で改定することです。 更新と呼ぶこともあります。

スマホは、なにがしかの修正を必要としたときに、アップデート通知を出し、 修正内容で改定してくださいという連絡をします。 動作の不具合の修正、新しい機能の追加だったりしますが、 安全性対策の修正の場合もあるので、必ず適用してください。

通知は、スマホの通知領域などに配信されます。 その通知をタップし、指示に従ってください。 どうやれば良いか、自信がない場合は、若い近親者がそばにいる折に、やってもらってください。

一方で、スマホを安全に利用するために、やってはいけないことがあります。 インターネットは急激に進歩したため、安全性に関してまだ未熟な側面があります。 スマホに流れ込む情報には、詐欺や犯罪を意図した情報が混ざっています。

電話、メール、メッセージで、利用者をだますかもしれません。 例えば、うん百万当たりましたとか送金しますとかの都合よすぎる話、あるいは訴えられています、すぐに対処を、などの脅しの言葉は、信用しないでください。 また、インターネットのページを閲覧しているときに、巧みにだましてクリックを誘い、スマホにウィルスを仕込むかもしれません。 また、ニュースなどのアプリを使っているときに、領域が足りなくなりましたとか警告を出すふりをして、悪さするアプリを巧みに入れさせるかもしれません。 偽のサイトで巧みにカード番号や銀行口座のパスワードを入力させ、あなたの口座の資金をごっそり盗んでしまうかもしれません。

何が、詐欺で何がまともな情報なのか? 原則は、「不審に思ったら、怪しむ」です。 知らない人からのメッセージ、メールは開かないでください。 意味の理解できないアドレスはクリックしないしないでください 何のために入れるか理解できないアプリは入れないでください 何が正当な情報で、何が嘘なのか、自信がなければ、若い近親者に見てもらってください。

べしとべからずに関して、もう一つ注意しないといけないことがあります。 ネット上には、犯罪とはまだみなされていないが、ダークパターン、汚いパターン、と言われるものがあります。 画面上のデザインで誘導したり、欺く仕組みが裏に埋め込まれているケースです。

購入時に、おすすめパックというのを必ずつけないといけない、みたいな手法がまかり通っています。 期限まじか、残り僅か、と言いながら実は嘘であること、さくらによる評判コメントで偽ることもあります。 画面に従い、普通にやると高額なオプションに導かれてしまい、よほど注意していないと意図した選択ができない、といったことは、よくあります。 定額サービスで、最初は無料、いつでも退会できますとうたい、実は退会は恐ろしく面倒、といったものも、よくあります。 これらは巧妙なので、ネットに慣れた人でも引っ掛かります。私もです。 これらは、まだ犯罪とはみなされていませんが、法律で規制する動きが始まっています。

ダークパターンに騙されると、 例えば、気軽に入会して月々お金がでていくものの、退会の仕方がわかりにくく、 息子さんや娘さんに苦労をかけて怒られるとか、トラブルになったりします。 高額な商品のオンライン購入や定額サービスへの登録は、 必ず若い近親者に相談してからやってください。

以上、シニアがスマホを安全に使うために、3つのことをご説明しました。 第1は、画面ロックでスマホを自分しか使えないようにしてください。 第2は、パスワードなどプライベートな情報をメモしたものを持ち歩かないでください。 第3は、べしとべからずがあります。アップデートはやってください、不審に思ったことは無視してください。 高額な商品のオンライン購入や定額サービス登録は若い人に相談してからやってください。